中国語の入門クラスでみなさんがいつも難しいと感じていらっしゃるのはやはり声調です。

私がいつもおすすめしているのは、2つあります。

一つ目は、NHK語学の「声調確認くん」

二つ目はアルクキクタンの無料音声ダウンロードです。

上達の近道は基本単語を聞く、発音するを繰り返すこと

声調のマスターは自転車に乗る練習と同じです。

ある程度理屈がわかったら、あとは実際に練習して体で覚えるしかありません。でも、一度できるようになれば、一生できます。

もし中途半端でやめてしまうと、またやりたくなったときにはまたゼロからのスタートです。でも、一度でもマスターした人はしばらく間があいても間違えません。

したがって、声調の仕組みや注意すべき点が頭に入ったら、あとはできるだけ多く実際の発音を聞いて真似を繰り返すのが近道です。

この時役に立つ教材として、キクタン中国語入門編があります。

もっとも基本的な約500の単語が収録されています。


しかも、音源だけなら本を買っていなくても無料で付属の音声を利用することができます。


音源を聞くには、この本を出版しているアルクのアプリをダウンロードします。


ダウンロードの手順

1.まず次のアプリをインストールします。

2.ホーム画面から「ダウンロードセンター」に行きます

3. ダウンロードリストから諸外国語を選択します。

4.結構したの方までスクロールしてキクタン中国語【入門編】を選びます。

5. ダウンロードします。しばらく時間がかかります。

6.ホーム画面にキクタン中国語【入門編】が表示されました。

下のように、毎日少しずつ覚えられるように配慮してありますが、これにこだわる必要はありません。

 

効果的な使い方 運転中に流して真似する

私のおすすめは出勤帰宅の車中でずっとこれをかけて一緒に発音することです。

自分で声を出すことがなによりも重要です。歌を覚えるのと同じです。


中国語の発音が難しいと感じる人は、最初はハミングでもラーラー、ダーダー、マーマーなどに置き換えてもいいと思います。その方が声調一点に集中できるからです。


まあ、だまされたと思ってやってみてください。一週間も続ければ声調の感覚は間違いなく身につきます。


そして、一週間やれば、習慣になります。そこで今度は、単語を覚えにかかってください。



本を見ない音だけでやる。

なまじ漢字を知っていると、字を見れば大体わかったような気になって、いざ、話そうと思っても音と意味が頭の中でつながらないということがよくあります。


当たり前の話ですが、会話をしているときには漢字の字幕はありません。リーベンといわれて瞬時に「日本」と頭で理解しなければならないのです。

そのため、文字なしで中国語の音と意味を理解するトレーニングはとても重要です。